コルカタから29時間かけてやっと到着した場所。
私の好きな場所に仲間入りした土地をご紹介!
Haridwar
この街はヒンドゥー教徒にとって聖なるガンガー(ガンジス川)源流の地。
ヒンドゥー教の神様を奉ったお祭りが開催されていたり、多くの巡礼者たちを見かけるよ。
こちら駅でございます↓
巡礼者や観光客が多く訪れる街なので、駅にも人がいっぱいいました。
夜中に発着する電車に乗る人用のリタイアルームもあったよ。
私が滞在中には街でお祭り?パレードが開催されてて、道には人がごったがえしていました。
メイクした象も歩いてました。
”お金を払うと象に乗れるよ!”
みんな象に乗って写真撮ってた。
タイでもそうだけど、なんでみんな象に乗りたいんだろう?
私がこの場所に来たかったのは、美しいガンガーを見たかったから。
“ハリ キ バイリー”
ヒンドゥー教徒にとって聖なる土地。
沐浴する人や祈りを捧げる人でにぎわっている場所。
29時間の列車の旅の後、バックパック背負って宿を探し、気付いたらすでに夜だったけれど、どうしてもガンガーを見たくて、ガッツで歩いた。
(夏服しかなくて寒くてプルプル)
初めて、この場所に来たとき、ちょうど満月でガンジス川がキラキラと輝いてたの。
長旅で疲れていたけど、その景色を見たら疲れが吹っ飛んだ!
とてもキレイで、川岸でみんな歌を歌っていて、祈りとともに掲げるキャンドルの炎と、ガンガーに流れるお供え物、声と風と月と人と、すべてがマッチしてとても美しかった。
バラナシには行ってないけれど、みんな口々に
“バラナシの水は汚いけれど、ここはキレイだよ。ここなら沐浴できるよ”
そう言う。
ここでは、冬の夜のガンジス川で、パンツ一枚で沐浴する人を多く見かけたよ。
しかし、ガンガーは流れが早い!
うかつにぽえーってしてたら、確実に流されちゃう!
よっしゃ!飛び込むか!と行きたいところだったけど、私は病み上がりのため、おとなしく、静かに眺めていました。
このときの満月の夜は特に人が多くいたけれど、平日でも沐浴する人や祈りを捧げている人で賑わってます。
毎日、夕方に行われる神様への礼拝はとてもキレイで、何度見ても人々の祈りに圧倒される。
インドに居ると、神様って?宗教って?
そう感じる場面に多く出会う。
そして、自分は何を信じるのか聞かれることも多い。
実際にコルカタにいるとき、シャムリーのお家での夕食の席で
“さおりは仏教徒?それとも他の宗教を信仰しているの?”
そう普通に聞かれた。
“宗教は何?”って聞かれることは。日本ではあまりない経験だったけれど、こうやってインドや海外にいると、そういう話題になることも多い。
そういうとき、私はいつもこう伝える。
“無宗教だけれど、神様がいることは信じてるよ。マザーテレサやダライラマ法王の言葉、ヨガ哲学も私にとても影響を与えてくれている”
そして、相手の宗教の話を聞くことも、とても勉強になる。
何かを信じること、彼らの哲学は私とまったく違う視点だから。
いろんな人の話を聞いていると、いろんなジンクスや哲学、信じる道があってすごく勉強になる。
何かを信じることはとてもいいエネルギーだし、人を強くする。
ちなみにHaridwarはインド人の観光客が多くて、外国人はすごく少なかったよ。
たまに隣街のリシケシ(ヨガの聖地と言われている場所)から、バザーに買い物に来ている白人のグループに会ったりしたくらいかな。
一日滞在して移動する予定だったけれど、街の雰囲気も好きで、宿もオフシーズンで安く(ハイシーズンだと1200ルピーの部屋が300ルピーになってた!!)ホットシャワーも使えたので、2日間滞在しました。
(コルカタの安宿ではホットシャワー使えず。←しかし、冬は寒い)
あ~~お湯が出るってなんてしあわせなんだろう♪
会いたかったよ!お湯さん!!
お湯が出たり、外で深呼吸できたり(コルカタ不可能)
インドに来てからも当たり前のことに感謝することが多い。
メインの通りは車やバイク、人力車で溢れていて、クラクションがうるさいけれど、バザー(マーケット)がある場所は静かで、観光客へのお土産(お参りに来たインド人向け)、ショール。洋服、ジュエリーなどが売られていて、比較的ゆっくり歩けるよ。
偶然見つけたショール屋さん。
コルカタの半分くらいの金額で質の良いショールが買える!
”かわいい!”
日本や他の国にいる家族や友人に送ろうかとも迷ったけれど、とはいってもインドだし、やっぱり日本のショールのほうがクオリティはいいしなぁ。
だったら、チベット難民のためになるチベットのストール買って送る方がいいかな。
うーむ。
と考える。
(その国にいると、すごくよく感じる物も、日本に戻ると“ありり?”だったりするんだよね)
色々と考えた結果、自分への防寒具として購入しました。
(冬服持ってないのに北インド来ちゃった馬鹿やろう↑)
インドの布地屋さんはお客さんと対面式に立って、商品を広げてみせるのがほとんど↑
予算や色などを伝えると棚からどんどん商品を出してくれる。
このお店では100ルピーからショールが売られていたよ。
ここでも私は
“安くして!”
とにかく、どこ行っても言う言葉。笑
でも、インドでは大切!
とくにマーケット。
観光客だ!と上乗せしてくることが多いから、相手が”えーーーそこまで!?”ってとこまで値切る!
それから、マーケットではだいたい同じ物を売ってるので、数件回って相場を知っておくこと。
色々とまわってると自然に”安くて良いもの”レーダーが育って、すぐに見つけられるよ!
ちなみに、私の行ったショール屋さんは、ディスカウントがないお店。
“そのかわり、他の店より全然安いよ!”
おじちゃま、自信満々だから
“本当!?もし他のお店のほうが安かったら、あとでディスカウントしてくれる!?”
と、聞くと
“おう!もちろんだ!”
と、やっぱり自信満々。
でも、おじちゃまの言うことは正しく、ここのお店が一番安かった。
インド人のお客さんでいっぱいだったから、これは!と思った行ったのが正解♪
(ローカルのお客さんが多いのもポイント)
街のほとんどは整備されていて歩きやすかった。
画像は整備中のバザーの通り。
(購入したショールとインド服←名前聞いたけど忘れちゃった!)
ちなみにインド服、マーケットで見つけて上下セットで激安の75ルピー(110円)で、地元の人に値段伝えたら、すごい安い!!って驚いてた。
オーダーして作らなくてもサイズぴったりで、着やすくて、何より暖かい♪
レストランも観光地にしては高いのかな?と思いきや、コルカタのレストランと値段はそう変わらず。
(サダルストリート付近にあるJoJo´sというレストランは観光客向けだけれど、値段も高くなく美味しい!私はベジタブルラップ(45ルピー)が大好きで、ハマりました)
こちらのレストランでは、チョーメンという焼きそばがすごく美味しかった!!
(日本の焼きそばみたいな感じ。味もソースっぽくて、カレーの味しないよ。カレーに飽きたらトライしてみて!)
レストランにいた他のお客さんとわきあいあい。
”インドに来てくれてありがとう!”
と気さくに話しかけてくる人や、カメラを持ってると写真撮ってー!っておどけてくる人もいる。
Haridwar (二日間)
宿代 440円
食費 400円
雑費 140円
洋服 360円
ショール 530円
トータル 1,870円
神を信じる人の集まる土地は、穏やかな人が多く、久々にのんびり過ごせた場所。
(コルカタでひいた風邪も完治!)
マーケットでの掘り出し物発掘と、何よりガンガーを見ることをオススメ!