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三十路前にモテちゃうかも!?だはは!!なリップクリーム♪

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昨日、お友達の美香ちゃんにもらったリップクリームを使って、その良さに感動したのでブログ!


美禅と一緒に作ったリップクリームはインド帰りの私の唇さえもツヤツヤにしてくれたよ!


放浪して唇がガサガサになった人(私はなった・笑!)のお助けグッズだぜっ! ←何人いるか不明だけど(笑)






って、私がこんなかわいいコスメを紹介するとうさんくさいね(笑)


でも、すごいよかったから紹介させて!


このリップを塗りたくって、三十路前にモテたいと思います。だははははー!


アジア!  


いやー久々にみんなに会ったけど、相変わらずキレイだったなぁ(*゚ー゚)ゞ


久々に美しい女性に囲まれたので、ドキドキしちゃったよ(笑)!


知り会って10年ですが、みんな外見だけがキレイなだけじゃなく、相変わらず優しくて、何事にも一生懸命な姿に私も刺激をもらえました。


雑誌の撮影やドラマなどで忙しそうですが、友達や知り合いが活躍するのは嬉しいなぁ~~~。


私も旅への活力がもらえる~~。   ←美しさとはかけ離れていってる奴。





美香ちんと美禅のリップの詳細。


世界一周旅行や東南アジア旅行、オーストラリアワーホリに行くよ~な人などなど(もちろん、日本にいる方も)かわいくてツヤツヤになれちゃうリップ、オススメだよ。



アジア!  


サイトはこちら↓


http://www.savior-mall.com/mika/



インド旅行マスターへの道(格安)①

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色んなことを学んだダラムサラでの日々。

ずっと訪れたかった場所は私にとって、また来たい場所へ。

美しい山々に囲まれ、チベットの歴史を知り、現地の人と触れ合えたことは宝物。


お世話になったゲストハウスでオーナーに挨拶をし、バックパックを背負い、次の場所へ。

楽しい思い出のある場所から離れるのは、いつも淋しいけれど、これが最後じゃないから。



”ありがとう、また来ます”



次の目的地は砂漠の街。



北インドから、全く違う土地へ電車で移動することに。


マクロードガンジから最寄り駅のチャキバンクで寝台列車に乗る時間は深夜12時過ぎ。


私と相棒はマクロガンジからジープでダラムサラへ移動し、ダラムサラからローカルのバ


スでチャキバンク駅に向かう。



所要時間約4時間ほど。





悪魔のバス13時間を体験してるので、4時間なんてへっちゃら。




途中、渋滞があったりしたけれど、無事に到着。



時刻は夜の9時頃。




駅にはダライラマ法王のお正月の説法を聞くためにブッダガヤへ向かう人々で溢れていた。




電車の時間まで4時間ある。



駅の待合室で待機することに。






昔の仕事のおかげで、待ち時間が長いのは全く苦痛でない私。



駅構内でIndia Todayという英語の雑誌を購入し、英語の勉強がてら読書。



ちょうど、インドの歴史に関わった人々の特集を組んでいた。



11時過ぎると、列車を待つ人も少なくなり、駅はシーンと静まり返っていた。





人が少なくなった待合室もだんだん寒くなってきた。



冬服は一枚もなく、念のために持ってきたパタゴニアのブルゾン一枚と、持ってる夏服を、とにかく着こんで夜の駅で電車を待つ。



”電車がオンタイムで来ますように…”


インドの列車は遅れるのが当たり前と言われているので、ドキドキしたけれど、予定時刻にぴったり列車が到着した。



”イエイ!”




列車の中は人でごったがえしているんだろうなぁ。



深夜の乗車だから、私の席に、ちゃっかり座ってる人がいるんだろうなぁ。



(コルカタからの寝台列車では予約制の寝台列車にかなりの人があふれ、トイレとの間の通路で毛布にくるまって寝ている人さえもいた)




でも、人がいっぱいいるから車内は温かいんだろうなぁ。




と、凍えながら、電車に乗ると、なんと予想外に全く乗客がいない!




”ええええっ!?ありえない!!なんで!?”




隣の車両を確認しに行くと、なんと1人も、誰もいない!



毎日1億人が電車を利用するというインドにしてはウルトラレア!!



この人の少なさを見て、確信。









“旅行会社、だまそうとしたなーー!!”

アジア!  


アジア!  




PR: 【モルディブ】円高還元割引&2人目半額

インド旅行マスターへの道(格安)②

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ダラムサラから砂漠の街ラジャスターン州へ向かったのは、2011年の年末のこと。



”マクロードガンジから、砂漠の街があるラジャスターン州に向かい、新年を迎えるのはゴールデンルートだから、その方面の電車のチケットが取れないよ”


と旅行会社に言われたのだった。

(インドの鉄道チケット予約サイトではインド以外の国のクレジットカードが使えないため、旅行会社を使うことに)







マクロガンジから一度、デリまで移動して、そこから電車かバスに乗って移動するしかないと言われたが、バスに乗れば最低600ルピーはかかる。


高いっ!!

デリまで600ルピーなんて!!


電車の方が断然に安いし、早いのである。






それに、デリからジョードプール(ラジャスターン州)に移動すれば、さらに金額がプラスされる。



高い!!高い!!







“うーむ。安い方法を探してみよう”



ということで、念のためネットで再び検索。







すると、手数料も10ルピーくらいで、インターナショナルのクレジットカードが使えるサイトを発見した。







しかし、ここはインド。



“大丈夫かなぁ?ちゃんと席取れるのだろうか…これ、詐欺じゃないよね?”



ちょっと不安になったけど、ここは経験!


自分の力で予約することを決意。


サイトに最寄り駅と行き先を入力。


すると、マクロガンジからラジャスターンまでの列車の一覧表が出てきた。


旅行会社の言う通り、満席の列車が続く。



”やっぱり満席かぁ…”



と、諦めようとしたそのとき!






2日後夜中の12時過ぎの列車に空席を発見!!!



”イエーーーイ!!やばいっ!早く予約しないと席なくなるー!!”


※毎日1億人が列車を利用してるため、席を取るのも一苦労。

通常、インド人は旅行をする場合、2ヶ月前に電車を予約するのが普通らしい。

私たちのように前日に“あそこに行こう!”というのはないらしい。

インドの列車はすぐに席がなくなる。



と急いで予約したのだった。






なーんだ!デリーまでバスで行く必要ないじゃん♪と予約できたことにウキウキ。


チケットを街でプリントアウトし、当日駅に行き、自分の列車を確認。

(インドの列車には名前と座席が一覧になって張り出される)


ちゃんと席が取れてるか不安だったけれど、掲示板に自分の名前を発見!



ネットで予約したチケットだけど無事にとれてた!!と喜び、電車に乗り込んだのであった。




自分の寝台を見つけ、よじのぼってバックパックを置いて、寝床の準備をするが、寒くて手がかじかんで、なかなか進まない。



”はぁ”


息をはくと、真っ白、。



さ…寒い。


ぴゅるりー。








さらに、どこからか風を感じる!!



こんな激寒いのに、どこからか風がもれてやがるっ!!!



風の来る方向を見てみると、なんと、一番下の席の窓が開いてやがる!!



しかも、その席で寝ていたインド人のおっちゃん、毛布にくるまりながら凍えてる!!



なんで開けてるんだよーーーー!!



凍えてるなら、窓閉めろや!!とおっちゃんに突っ込みたいが、寝てるため出来ず




↓白いのはおっちゃんの頭。その上の窓、ちょっと開いてるでしょ?





アジア!  



インド旅行マスターへの道(格安)③

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しょうがないかぁ。とシーツにくるまって見るものの、眠れない。

この窓、大問題なのである。


冷風が上にぴゅーぴゅーくるから、寒さ+冷風で泣きそうになる。


持ってる服、ほとんどを着込んで、とにかく体温を下げないように工夫する。


アジア!  

足が寒くて感覚がない…痛い+かゆく感じる。


最初の2時間は寒くて寒くて、なかなか眠れなかった。



アジア!  




10時くらいになると太陽の光が電車に入り、車内が暖かくなってきた。



ベッドから飛び降り、窓辺に座る。


太陽の光をあびて、手足の感覚も戻ってきた。


窓を開けて、その景色を見る。



アジア!  




木々は乾燥していて、土もベージュ。


風も空気も乾いている気がした。


窓を開けた車内がすぐにほこりっぽくなる。


目以外を覆って座らないと、息ができなくなるほど。




アジア!  





ラジャスターンはパキスタンとのボーダーラインなので、軍隊も多い。


途中とまった駅で、大量の戦車を見て驚いた。


アジア!  





窓から、枯れ木や砂漠、ベージュ色が広がる景色を眺めてると下段に寝ていた白髪ドレッドのファンキーなインド人のおじちゃんが突然話しかけてきた。


しかし、ヒンドゥー語。


インド人で英語が話せない人は、その人の言葉で話しかけてくる。


私は英語で答えるが、向こうは向こうの言葉で話す。


不思議なことに、なんか通じるから面白い。


おっちゃんは、どこから来たかと聞いてるようで、日本だよと言うと、嬉しそうにバナナをくれた。



ファンキーおじいちゃん、何言ってるか分かんないけど、なんか分かり合えてお互い笑った。


最終的には私が持っていた懐中電灯をくれって言ってきて、おっちゃん、だからのバナナかよ!?ダメだよ!って丁重にお断りしたけど。笑




こういうプチ出会いみたいなのも楽しい。






インドの列車は時間はかかるけれど、安く旅ができて便利。


広いインドをカバーしてるインドの鉄道システムはすごいのであーる!


私は寝台列車しか経験がないけれど、お気に入り!


一度位、一等車に乗ってみたかったけれど、贅沢してられない!


次に一等列車に乗れるように、貯金しよーっと!






でもね、寝台列車もよかったよ。


ただのベンチに眠るだけだけど、私はなんか落ち着いて過ごせた。


便利で安い寝台列車。


しかし、注意点も多いのでご注意を。







インドで寝台列車を利用する場合は荷物の盗難の注意、そして、女性一人の場合はセクハラに注意すること。

(いろんな記事やガイドブックを見ているとインドの寝台列車で危ない思いをした女性バックパッカーがいることが分かる)


トイレへ行くなどで、やむえず荷物を置いていかなければいけない場合は、チェーンとロッカーを購入して、荷物を固定させることをオススメします。






さぁ、ダラムサラからラジャスターンへ。

砂漠と魔法の街で私を待っていてくれるものは何かな?




☆インドを旅するのに便利なサイトをご紹介☆



英語のみの予約になりますが、日本のクレジットカードも使えます。

ちなみに、時刻表や路線、座席数の確認はこちらのサイトを使いました↓

最初は少しややこしいかもしれないけれど、すぐ慣れるよー!


列車予約サイト↓

http://www.cleartrip.com/trains


バスの場合はこちら↓

http://www.travelyaari.com/



太陽と青の街”Jodhpur ジョードプル”写真館

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激寒い寝台列車に乗って20数時間で到着したのは、ラジャスターン州で二番目に大きい都市


”ジョードプル”


太陽の街、青の街と別名を持つジョードプルには、お城があったり、今のマハラジャが住む宮殿があったりと、観光名所も多いので、観光客も多く訪れる場所。





と、書くと街がキレイな感じがするけど、その反対!


街は汚れてて、ほこりだらけで、ゴミと牛のフンがすごい!


城壁やお城、宮殿など、美しいものがたくさんある街なのに、なんでこんなに汚いんだ!?と少々がっかりもしたのが正直な感想。


コルカタよりはキレイなんだけどね、コルカタと比べたら、どこもキレイな気になっちゃうだろうけど…。




気温はよかった。


特に冬服を持ってなくて北インドへ行ったあとのラジャスターンは最高(笑)!


朝晩は冷え込んだけれど、昼間はぽかぽか、暑いくらい。



そして、空。


大好きな空がキレイだった。


ここは、また違った空の色をしてて、地上のベージュ色と青空が美しかった。


アジア!  


アジア!  

青く塗られた家がたくさんある。


だから、別名”青の街”

アジア!  



アジア!  



アジア!  

アジア!  



アジア!  


インドの太陽と月って本当に美しい。


特に月。


星が見えない夜でも月はすごくキレイに見えるの。


あんなに汚いコルカタでも、月だけはキレイで、感動した。


オーストラリアで見た月より、キレイでビックリした。



約20カ国旅したけれど、その中でインドの月が私にとって一番美しかった!

アジア!  


街を遠くから眺めるのはすごくキレイ。


近づくと、ゴミが多くてがびーーーーんだけど、すでにインドに一か月滞在していた私は、その光景に慣れていて全く気にならなかった

アジア!  


時計台があるOld City。


マーケットがいっぱいあって、スパイスが売られてたり、日用品があったり、活気に溢れていました。

アジア!  


アジア!  

ジョードプルの女性たちのサリーはとにかくカラフル!


カラフル狂な私としては、見てるだけで胸がどきどき。


インドの女性、キレイな人が多いから、ついつい見入っちゃう♪

私もサリー着れるようになりたいなぁ。


カラフルなやつ!


日本でも着たい~~~~~~~~~~~~!!




ちなみに、ジョードプルの女性たちは、自分でオートバイを運転したり、ビジネスをしてる人も多く、今まで訪れたインドで出逢った女性と違ったなぁ。


現地で購入した雑誌 India Todayでも、女性へ働く権利を訴える記事がのっていたり、テレビのニュースでも女性たちがデモをしていたりと、インドの女性が強くなってる気がしました。


インドでは、男尊女卑もまだ多く存在し、女性の立場が弱くなる場合も多くあるので(田舎は特に)こうやって女性がどんどん前に出て、自立できる環境が増えていくと、同じ女性として嬉しい!


アジア!  


アジア!  


小さい頃、雑貨屋さんで見たことがあるものがいっぱい売られてました。


欲しい物いっぱーーーい!!きゃーーーってなったけど、貧乏バックパッカー我慢我慢。


次に来るときは1等列車に乗って、雑貨をいっぱい買うって夢を胸に秘めたのでありました。


って、こんなこと思っても、この旅スタイルが楽しくて、またしたくなっちゃうんだけどね♪あはは!


アジア!  

街中の建物もクラシックでキレイ。


ゴミが多くなければいいんだけどね(苦笑)

アジア!  

お城が見える場所でのんびり日向ぼっこ。


この旅してる期間は私にとって本当に宝物。


ずっと来たかったインドにいることを噛みしめて(北インドにいる間は寒くて噛みしめられなかった)久々に外でのんびりできた瞬間。


嬉しいね。

アジア!  


ジョードプールの人々は気さくな人が多くて、子供も大人も


”ハロー!名前は?どこから来たの?インド好き~?”


って話しかけてくれる。




これは時計台の近くの名物オムレツ屋さんに行ったとき。


毎日、ブランチしに行ってたんだけど、おじちゃんといつもフザけてた(笑)

アジア!  


これが各国のガイドブックにも掲載されてるオムレツサンドイッチ。


おじちゃんは30年近くオムレツを焼いてるんだって。


素朴で優しい味がして、私は大好きだったよ。


オススメはスパニッシュチーズオムレツと、マサラオムレツのチリ少なめ。

アジア!  


こちらはインド料理”タリ”


野菜いっぱいで、大好き!


ちなみに、インドはどこでもカレーのニオイがするって言う人が多いけど、私はそんなことなかったなぁ。


行った場所が違うからかな?


全くカレーのニオイを感じなかった(笑)

アジア!  


肉を食べない私としては、インド2カ月のベジタリアン生活は最高だった。


お魚もほとんど食べなかったけど(シャムリンママが家で作ってくれたときくらいかな)野菜でしあわせいっぱいだった。


今、日本にいるけど、ご飯食べに行くと”なんで肉食べないの~!?”ってなるから、肩身が狭いです(笑)

アジア!  



ジョードプールで同じ歳のインド人の男の子と話す機会があってね。


”インドでね、サオリという名前は”鳥”って意味なんだよ。君は名前通り、鳥のように世界を旅してるんだね”


って言われた。


多分、発音が違うから正確にサオリではないんだろうけれど、自分の名前がインドの言葉で“鳥”という意味があるって知って嬉しくなった。


”僕も今の仕事をがんばって、海外に行きたいって思ってるんだ。世界を見たいんだ。自分の生きてる世界から離れて、違う場所を見たら、視野が広がるでしょう?”


目をキラキラと輝かせる彼の目を見て、私は”もちろん!”って答えた。


彼がいつか世界を好きに旅できるといいな。


そして、世界のどこかで再会できたら、なお嬉しい。




人生は一度きり。



いろいろな考えがあるけれど、私は旅しながら生きていきたい!


私は学校で勉強はしてこなかったから、分からないことも多いけれど、こうやって旅しながら、その土地の歴史や文化、宗教を勉強するのが私らしい学びの道だって今、思う。



もうすぐ30歳。


インドを旅して、心が、自分の生き方が固まった気がする。






“人生は旅である”


大好きなパウロの本、アルケミスト英語版にかかれてあった文字。

アジア!  






インドに行ったら、インド人ばりにグイグイいけ!

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海外、特に多国籍文化な場所はとにかく、自分の普通が通じない。


日本で当たり前のことを海外で求めるなら、金を積むのが手っ取り早い。


すべてが金とリンクするわけじゃないけれど、貧乏旅行とファイブスター旅行はやっぱり違う。




日本ではコンビニで納豆巻きを買っても、50円のストッキングを買っても笑顔で、ちゃんと


”ありがとうございました”


と言ってもらえるが、そうはいかない国もある。



”あんた、これしきの買物でビニール袋を要求するわけ?”


という顔をされることも多々ある。





多国籍とは言えないが、インドは独特で、もちろん、日本の普通は通じない。


オーストラリアの生活で”普通”という概念をブチ壊された私としては、あんまり物事に動じなくなったが、やはり、貧乏旅行。


金で解決できず、必死に交渉する身としては嫌な想いをしたことが一回だけあった。




ジョードプルでの出来事。





ラジャスターン州、ジョードプール。

砂漠の近くの小さな街。

クラクションが鳴り響き、ほこりが舞う、独特のビジネスが広がっている場所だった。


日本語を話すインド人が多いと、その土地には日本人観光客が多いことがすぐ分かる。

ジョードプールもそんな場所のうちのひとつ。


今でもお金持ちのインド人が暮らすマハラジャ城と、Majestic Fort、青い壁の家。


人々を魅了する観光名所がこの小さな街にいくつかある。

小さな街には数多くのゲストハウス、レストラン、土産屋があり、観光客集客にみんな必死。

地球の歩き方やロンリープラネットに掲載されている店は、店の前を通り過ぎるたびに何度もそれを口にし、看板にもそれを堂々と掲げてビジネスをしている。


お店に置いてあるノートブックには各国の旅行者からのメッセージ。

食事をしたら、そこにメッセージを書かせる→次に来た観光客に見せ、同じ事を繰り返す。


ジョードプールでは同じ光景をいくつか見た。

マクロガンジーの日本食レストランにあった地球の歩き方(かなり古い)を見て今のゲストハウスに予約の電話をして決めたのだけど、ここもオーナー、ツワモノだったのである。



マクロガンジーの最寄り駅、チャキバンクから電車に乗る事20時間、9時半に駅に到着し、ゲストハウスに改めて電話すると、予約していたはずの部屋(300ルピー)がないとオーナーに言われた。


安宿で予約がフッ飛ぶのはよくあること。


が、すでに夜。バックパック背負って安宿を探すのは困難なのである。


”この時間に他の宿を探すの!?無理ですよ!”と伝えると、じゃあ、とりあえず、来いと言われたので、迎えに来てくれた車に乗り込み、ゲストハウスへ。

街はしーんと静まり返っていて、人が全くいない。


坂道を車でゆっくりのぼる。

バックパックをかついで行くのは一苦労だろうなぁ、と駅まで迎えに来てくれたことには感謝。


ゲストハウスに到着すると、3階にある部屋に通される。

“500ルピーの部屋よ。だけど、私が予約のミスをしたから、この部屋を400ルピーで貸してあげる”


オーナーはそう言うけれど、400ルピーは予算オーバーなのである。



100ルピー、日本円に換算したら、約145円。

安い!!


されども、ここはインド。

物価は全く違い、100ルピーでまったく違ってくる。

(貧乏旅行の場合)


それに、私はすでに300ルピーが限度だともともと1億回ほど伝えてあったので、話が違うのであーる。


うっし。


長旅で疲れてるため、他のゲストハウスを探す気にもなれず、ここからが交渉。


“私は最初に300ルピーが予算だって伝えて部屋を予約して、その部屋をあなたの手違いで他のゲストに渡してしまったのだから、この部屋を300ルピーにするべきだと思う”


そう言うと、オーナーは


“この部屋は高いのよ。明日はもうすでに白人女性が予約していて、600ルピーで泊まるのよ”


この部屋が600ルピー!?


それは無い!!とインド滞在1ヶ月で色々と経験した私は確信。

モッてるな!!


ということで、ガイドブック見たことをアピる作戦。


評判が悪ければ、お客さんは来ない。

ガイドブックやネットの批評サイトの評価を気にするインドのオーナーたちには結構効く作戦。



部屋をディスカウントしてもらうとき“ガイドブックやネットに良いコメントを書くよ”と言って部屋の値段をさげるのが白人のバッパーでは主流。ちなみに、気がよくて裕福な日本人はディスカウントをしてこないと思われていることもあるので、通常の値段より多く言われることが多い。


“私、日本のガイドブック見て、いいコメントがあったから、ここに泊まりたくて電話で予約して来たのに、予約した部屋はフル。ミスしたのはあなただから、300ルピーで泊まらせる方がベターだと思うよ”


するとオーナー。


“…オーケー。今日は特別。明日から300ルピーの部屋に移ってもらうからね”


ということで、その部屋に滞在することができるようになったわけだけど、荷物を置いてバスルームに直行すると、オーナーが言ってた“ホットシャワー”が全く出ない!


20時間の電車の旅で、ほこりまみれた私はホットシャワーを何よりも楽しみにしていた。


何度も直してくれって頼むが、まったく動く気配がないオーナーとスタッフ。

夜も遅くなっていたし、疲労困憊だったので、あきらめて眠ることに。


翌日、300ルピーの部屋に移動。


“昨日、温水が出なかった”とオーナーに伝えると“おかしいわね。今、泊まってる白人女性は問題なく使えたって言ってたわよ”


そう言われたので、私のやり方が間違っていたのかなぁ?まっ、過ぎたことだし!と新しい部屋でシャワーを浴びようとするが、9時から12時まで停電のためホットシャワー使えず。

(このゲストハウス、9時から12時まで毎日停電になる。←これも知らされない事実のひとつ)


気にしていても仕方ないので、街を探索することに。

夕方戻って来て、電気が使えるようになったのでホットシャワーを浴びるのをトライすると出ず。


オーナーにチェックしてもらうが

“おかしいわねー”の一言で終わり。


“ホットシャワーが出て300ルピーって言ったのに、これじゃ違うよ。通常、ホットシャワーが出ないのなら、300ルピーは高い”


そう言うと、明日に直っているはずだから、バケツのお湯を使ってと言われ、結局バケツ一杯のお湯をコップでくみ、身体を洗った。


無いよりマシ。


お湯があるだけ感謝。

だけど、これで300ルピーは納得できない!


直ると言っていたけど、結局、翌日も同じ状況。


こんな状態が続けば、当然、宿泊客同士で


“君の部屋、ホットシャワー出る?”

とお互いに聞くことになる。


すると、聞いたすべての人が“使えない”とアンサー。


実はこの宿、ホットシャワーがあると言ってお客さんを集めているけど、ホットシャワーが出ないのであった!!

(ラッキーが起きるとたまに浴びれるらしい)


私が最初に泊まった部屋に翌日から宿泊した白人女性とのちに仲良くなるのだけど(彼女とは次のジャイサメールでも同じゲストハウスに泊まることになる)オーナーが使えると言っていた彼女の部屋もホットシャワーは出ず、は600ルピー払って泊まってるのにシャワーが出ない!と怒っていた。彼女は通常よりも高いお金を払って滞在していた)


オーナー確信犯である。

さらに、オーナー、ダブルブッキングも得意らしく、観光客に部屋があると言って呼んでおいてはフルと言うことも多いらしく(街中で仲良くなったアメリカ人観光客たちは夜遅くに到着するので、前もって部屋を予約したのにも関わらず、ゲストハウスに到着すると部屋がないと言われ、バックパックを背負って、夜中ずっと町中のゲストハウスを探していたらしい。絶対にネットにこのゲストハウスのバットコメントを書く!!とぶち切れていた)


滞在してストレスが溜まるゲストハウスはまだしも、滞在していないのに、ストレスな場所も珍しい。 ←もはや笑。


お金を稼いで生活をしなければいけないのだから、オーナーが必死に集客しているのも納得できる。



しかし、ここでの3日間、居心地がまったく良くなかった。

私がインドに滞在して一ヶ月目で初めて嫌な気持ちになったゲストハウスである。


さらに、最後の滞在の夜、オーナーが突然部屋に来て


“オーバーブッキングになってしまって困ってる。今、受付に白人女性が3人来てて、この部屋を渡したい。私の家族の部屋の小さな部屋にマットレスを敷くのでそこで眠ってくれないか?あなたたちはもう私のファミリーのようなものだから、平気でしょ?私はオーバーブッキングの対応で疲れてるのよ”

と、お門違いな質問をしてきて


“あなたたちは部屋をまけて欲しいんでしょ?小さな部屋に移動したら考えてあげる。それから、彼女たちにはこの部屋を600ルピーで貸すから、私がここを300ルピーで貸してることは言わないで。ビジネス イズ ビジネス(これはビジネスだから)”


とオッパッピーなコメントをしてきたのである。


おまえ、すげーなーって、さすがに笑っちゃって 

“いやいやいや、これは交渉するには違うと思うよ。交渉と言うのは対等だから成立するのであって、あなたはホットシャワーに関してすでに約束を破っているんだから、値段交渉は当たり前で、私たちにあなたの家で眠ってと聞いてくるのはおかしいよ”


と言うと、ちょっと待って!とどこかへ行き、突然オーバーブッキングした白人女性のグループを部屋に連れてきたのである。


“ハーイ”と白人女性たちも苦笑い。

“ここにどうやって3人で寝るわけ?私たちは3人用のベッドを予約したのよ”


女性陣、怒っています。

しかし、夜の11時に、人の部屋に他のゲストたち連れて来ちゃって、すげーなこのオーナー。


ここまで図々しいと面白い。

穏やかで気のいい日本人たちに、彼女のスーパー図々しさを半分わけてやって欲しいとすら思う。


部屋を見たあと、オーナーと白人女性たちは受付に戻っていった。


外から声が聞こえるので、見てみると、女性グループたちがオットに乗って移動していったのが見えた。

白人女性が去ったあと、オーナーと話すと

“彼女たちは小さな部屋が気に入って小さな部屋に滞在する事になったわ、あなたたちはこの部屋に滞在していいわよ”


と平然と嘘をついてきた。


明日ジャイサメールにバスで向かうため、チェックアウトすることと、300ルピーから200ルピーに部屋の値段を下げるように伝えると、オーナーは私たちのバスの時間を確認し、明日の朝、話そうと、その日は解散。


翌日、チェックアウトの時間である9時に受付に行くと、オーナーがいない!



スタッフに聞くと“寝てる”とのこと。


ええええええええー!?


他のスタッフも一同、オーナーが金額を決めるので、僕らは交渉できないと冷たく言われる。


ちーん。


バスまでの時間がせまっていた。



ゲストハウスから移動しなくちゃ。


オーナーはバスの時間を知っていたから、こうやって姿を現さないのも確信犯だったのかもしれない。

本当に眠かったのかもしれない。

本当のことは分からない。


起こしてやろうかと思ったが、温和な相棒に”まぁまぁ。もうバスに乗ろうよ”とうながされ、時間もなかった、結局一泊300ルピー支払い宿をあとにした。


オーナーは結局、最後まで姿を現さなかった。

300ルピーは安宿である。

安宿に泊まるから、こういうことになるんだって言う人もいる。

お金を払えば良いホテルに泊まれる。


だけど、200ルピーの安宿でも良い部屋はある。

インドを旅して一ヶ月が過ぎて、実際に分かったこと。


安くても人が親切じゃなくて、正直じゃなければ泊まりたくない。

ハリドワール、リシケシ、マクロガンジーと、いいゲストハウスに安く泊まれたのはラッキーだったのかもしれない。


2カ月滞在して、2度と泊りたくない!と思った唯一のゲストハウスでした。





”日本人は英語ができないし、お金持ってるから、お客にするには一番いいのよ”



ジョードプルで泊まった宿のオーナーの一言。





どこの国にいても、日本人=英語ができないというイメージを持たれてる。



ガイドブックを頼りにして旅をしている=日本語で話しかけて優しくすればチョチョイのチョイ。



と思ってる輩がいる。



けしからん!



しかし、その人たちにだまされるほうにも問題があるのである。


お金があって、出費するのに問題がない人は問題ないけれど、気になる人は確認の上に確認を重ねた方が○


物を買う場合でも、宿を取る場合でも、事前に相場をチェックすることが○


英語ができる場合は、英語で検索した方が相場が分かりやすいです。

(日本人はあまり激安バッパーに泊らないので、安宿を見つける場合は英語の方が見つけやすい)






インドに行ったら、インド人ばりにグイグイいけ。


これ、2カ月滞在して学んだこと。


答えを出す方法 in Jaisalmer

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ジャイサメールはパキスタンのすぐ近く。


まわりに砂漠が多く、別名ゴールデンシティと言われてて、街には12世紀に建てられたお城がある。



アジア!  


ジョードプルからジャイサメールまではバスで6時間くらい。


日本で6時間移動って聞くと、うへーー!長時間!って思うけれど、インドだと、短く感じる。



このときも



”あ、6時間だけかぁ❤”



と、ちょっぴり嬉しかった。


旅してると、時間感覚や距離感覚がなくなっていく。





バスはこんな感じ。


2階はスリーパーシートといって、横になれる楽ちんな席。


私はチケットを購入する際、スリーパーシートの意味が分からなかったので、普通の安いほうの座席を確保。




乗ってから、スリーパーシートの存在を知り、憧れのまなざしで見る。


のびのびできてうらやましいぜっ!


以後、バスのチケットを購入するときは必ずスリーパーシートにしていた。

(路線にもよるけれど、普通の席と100~200ルピーしか変わらない)


アジア!  


人口の多いインドでは、バスの通路も人でうまるのが当たり前。


数時間たってバスに乗るのも当たり前だったりする。


アジア!  

上がスリーパーシートだから、ちょっと窮屈に感じる車内。

アジア!  



バスは何か所か停車し、6時間後、目的地のジャイサメールへ到着!

到着したのは夜だったから、街並みは暗くて見えなかったけれど、ライトアップされてるお城が見えた~~!


天空の城ラピュタとは違うけれど、お城を見るとわくわく。


少しだけ、フランスのモンサンミッシェルを思い出した。

アジア!  

その日は久々にお湯でシャワーを浴びられる!と喜んだのもつかの間、時間制限があり、夜はシャワーが使えず(涙)


ほこりまみれだったけれど、インド滞在1カ月を過ぎると、もはやそれは驚きもないことに。


ということで、そのまま就寝。




朝日が見たくて早起きした翌日。


お城を見に、丘を少しあがって上にあるゲストハウスのレストランへ。


明るいのに、太陽はまだ昇ってない。


静かな街とひんやりした空気。


鼻を触るとひんやりつめたい。


寒いのは好きじゃないけれど、朝方の涼しい、人が眠っている静かな動きがない時間、大好き。


アジア!  

街はいつも砂ぼこりが舞っているからクリアに見えないけれど、それも幻想的で好きだった。

アジア!  


アジア!  


私の名前の中に”砂”という漢字が入っているので、小さい頃から砂には興味があって、砂漠もずっと行きたかった場所。


日本にいるとき、鳥取砂丘へ1人で行ったことがあるのですが、なんとアンラッキーなことに、行きの新幹線でインフルエンザにかかり、鳥取駅に到着後、そのまま病院に行くはめになって砂漠を歩けなかったという(涙)


だから、今回ジャイサメールに来れたことはすごく嬉しくて。


朝日を待ってる間、ずっと


”ああ、ここまで来たんだね”


そう感じてた。



30分くらいたって、やっと朝日のお出まし。


虹色に空を染めながらやってきた朝日は大きくて美しかった。



アジア!  


この時期、考えて、答えを出さなくちゃいけないことがあったから、砂漠の街へ行ってからはよく朝日と夕日を見てた。


オーストラリアにいる頃、教えてもらったこと。



何か悩みがあったり、答えを出さなくてはいけなくて、迷っていたら、朝日を見にいきなさい。

それでも答えが出なかったら夕日を見にいきなさい。

それでもまだ答えが出ないなら、次の日また朝日を見に行きなさい。


答えは必ず出るから。



この言葉は私の人生に大きな影響を与えてくれていて、いつも答えを出さなくちゃいけなくて、出すのが難しいときはそうしてる。


多分、自然に触れることで、自分の心の声が聞こえやすくなるのかな。



この時期、年末年始だったのだけど、ジャイサメールに滞在できたことは、私にとって大きかった。






もうすぐ、2011年が終わる。


そんな時期だった。



そして、2012年、夢の年越しを迎えることに。


私の長年の夢がかなうのでありました!






乳がん検診。

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こんにちは。


今日はインドブログではなく、日本ブログします。




日本に帰ってきてからは、のんびり過ごしている私。


寒くて外に出られない( p_q)プルプルプル~。


でも、お家で英語の勉強(主に、日本語訳が出てない英語字幕のある韓国ドラマをママに通訳してるだけ・笑)何より、大好きな読書ができるから嬉しい!


それに旅してると料理ができないので、今は料理を毎日して楽しく過ごしてます。


あとは検診。


帰国するにあたって一番したかったのは”乳がん検診”





実は2009年、オーストラリアワーホリ中、右胸に違和感を感じ、病院へ行くとしこりが発見されました。


当時、セカンドワーキングホリデービザを申請するために、田舎の農場で働いていた私。


車を運転し、2時間半かけて病院に行き、検査をすることに。


検査の結果、右胸にしこりが発見されました。


大きな総合病院での検査をしなくてはいけないと言われたとき


”癌だったら、セカンドを申請できない!!”


と、自分の身体より、オーストラリアに滞在できないかもという不安がよぎった私。


ワーホリ、大変なこともたくさんあったけれど、すごく充実していて、もっとチャレンジしたいことがあったから、まだ帰りたくなったの。


総合病院での診察も1人で車を運転して行きました。


運転すると胸が痛んで辛かったけれど、ひとり海外で生きる身としては自分で何でもしなくちゃね!


今思えば、オーストラリアに居たころのこういう経験のひとつひとつが今の私をつくりあげてくれてる。




当時のブログはこちらから。




乳がん検査結果

http://ameblo.jp/saoreal-life/entry-10333666051.html



激痛!!検診 in オーストラリア

http://ameblo.jp/saoreal-life/entry-10330216658.html





さて、今回、日本で受けた検査結果で驚愕の事実が…!



なんと、しこりが…















消えてたっ!!!




超音波で検査をしたのだけれど、先生が診察している間



”しこり、ないですね”



って。



画面を見ると、本当だぁ!!



なくなってる!!



そういえば、昔、ヨガの本を読んだとき、ある女性がヨガを始め、生活習慣を変えることで、胸のしこりが消えたと書いてあったことがあったなぁ。


オーストラリアでヨガを学び、インドでベジタリアン生活してたから?(洗礼にはあいましたが・笑)


私のしこりもいつの間にか消えてた!


確かに、日本でしていた生活と今の生活は違うからなぁ。


普段の生活習慣や環境が身体に与える影響ってすごい大きいだって改めて実感。



今後も健康に気をつけて、検査をさぼらないようにしよう!と肝に銘じた落合でした。




何をするにも健康一番!





乳がんについて。



担当してくれた先生、病院で頂いた乳がんガイドブックによると、30代は超音波検診、40歳からはマンモグラフィ検診を受けた方がいいとのこと。


ガイドブックを病院でもらい読んでみると、30代から64歳における女性のがん死亡原因の第1位が乳がん。


欧米では60歳代に見られる病気ですが、日本の場合は30代、40代の女性の割合が高いのが日本の乳がんの特徴とのこと。


このため、30歳になったら、乳がんの自己検診を行うことが勧められています。



”乳がんは早期に発見すれば恐くない”



担当してくださった先生は念入りに超音波で診察してくれたので、私も安心しました。



検診をしたことがない方、1年以上検査していない方、ぜひ検診に行ってください。


アジア!  


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2011 - 2012 砂漠のまんなかで。

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ちょうど一か月前のこと。


インドのラジャスターン州・ジャイサメールにいた私。

年末年始のことは考えてなく、30日くらいに


”うーん、どうしようかなぁ?”


と考え始めたとき、ゲストハウスのスタッフにサファリキャンプをすすめられたので参加することに。



砂漠にはずっと行きたかったから、年越しを砂漠でするなんて嬉しいな~~~!


ということで、2011年、最後の日は、砂漠へ。



ジャイサメール初日はお城の外のゲストハウスに宿泊し、2日目はお城の中にあるゲストハウスへ。


場内からジープに乗るのに外に歩いていく。



場内は観光客でにぎわっていて、お土産屋さんがいっぱいありました。


アジア!  


アジア!  

お城の中にはゲストハウスやレストランもたくさんあって驚き!


私もその中にあるゲストハウスに宿泊しましたが、値段も1人150ルピーと安く、観光地ということもあって、スタッフの人がテキパキしていました。


ラジャスターン州の人たちは親切な人が多かったなぁ♪


アジア!  


砂漠へ出発!


ジープの中でわくわくドキドキ楽しみ~!


アジア!  

サファリキャンプにはポーランド人、オランダ人、スペイン人が参加していました。


みんなデカくて、ジープ、ぎゅうぎゅう(笑)


のちにみんな仲良くなって素敵な時間を過ごすんだけど、やっぱりここでみんなが話す言葉は英語だった。


この旅に出てから本当に、英語を勉強できたこと、オーストラリアで過ごしたことに感謝することが多かったなぁ。


オーストラリア行って半年は何もできなかったなぁ。


なんて、車の中から色んなことを思い返してました。

アジア!  


お城からジープへ乗り、小さな村へ。


ガイドさんが街を歩きながら、色んな説明をしてくれてすごく勉強になったよ。


インド人の男性のひげが両方上がってる=男性の方が家の中で強い

片方がさがってる=かかあ天下


なんだって!



”女性陣、どちらの男性が好きですか?”


”さがってるほう!!”


そこに居た女性みんな同じ意見だった(笑)


村には子供たちがたくさんいて、元気に走り回っていました。


インドの子供たちは本当に元気。


道路で子供同士で遊んだり、クリケットしたり、落書きしたり…


自分の子供の頃を思い出して微笑ましかったなぁ♪


アジア!  

”名前はなんていうの?”


”なんかちょーだい!”


ニコニコとかわいい笑顔がいっぱい咲いていて、私もニコニコ。




インドの子供の目って、なんであんなに美しいんだろう。


あの目でじっと見つめられると、吸い込まれてしまいそうになる。

アジア!  


アジア!  



ウシのフンは乾かして、お家を作るのに使うそう。


窯を作るときも、ウシのフンを使うんだって。


ニオイするのかなぁ~って確認してみたけれど、無臭だった!!


自然のものを利用して生活するって好き。


私もいつか、一か所の場所に落ち着く日が来たら、ハイテクに頼りすぎない、自然と共存するお家に住みたいな。

アジア!  


サファリキャンプ、みんなでワキアイアイ楽しんでいたのだけど、ひとつ問題が。


キャンプのなかには”ラクダに乗る”ということも入っていて、動物に乗りたくない私は、お城でガイドさんに説明を聞いたとき


”乗りたくないです”


拒否。


すると、ガイドさん不思議そうに


”ラクダ嫌いなの?”


”ううん。キライじゃないけれど、動物に乗るのが、気持ち的に申し訳ないなぁって。”


”何に申し訳ないの?”


”ラクダに…だってかわいそうじゃない。私、ゾウとか馬も乗りたくないもん”


”がははははは!!そんな人初めてだよ!!ラクダは砂漠では人間の友達のような存在だよ。トレーニングもちゃんとしてあって安全だし、ジープで行くよりも、ラクダの方が早いし、安全だよ”


”………うーん。じゃあ、乗ります”


ということで、ラクダに乗ることに。



ラクダ。

アジア!  


ラクダのトレーナーの少年。

アジア!  



アジア!  


昔の人たちはラクダで遠くまで移動したんだって。


砂漠はどこも一緒に見えるから、もしはぐれたりしたら絶対に帰れないと思う。


”途中で迷ったりしたことないの?”


私がラクダのトレーナーの男の子に聞くと”迷わないよ。僕は砂漠で生まれ育ったんだから”


地元の人たちには自分がどこにいるか分かるって言っててビックリした。




”どこで生まれたの?”


”砂漠だよ”


ジャイサメールで出逢った人たちはそう答える人が多かった。


その答えを聞くたびになぜだか胸がドキッてした。


アジア!  


アジア!  



アジア!  

君も砂漠のエキスパートだね。

アジア!  

ラクダ目線。
アジア!  

キャメルサファリ行列。

アジア!  


どこについたのか分からないけれど、砂漠の真ん中へ。


ガイドさんが


”あそこがパキスタンだよ”


指差した。



アジア!  


街からずっと一緒だった犬。


インドでは犬をペットとして飼うのは富裕層だけ。


一般家庭では犬という存在はむしろ”ミルクも出ない、人間のためにならない”とされてるらしい。


だから、インドでは野良犬は今まで見たことのないようなガリガリの犬ばかり。


道の真ん中でもうすぐ死んじゃうであろう犬が横たわってるのも珍しくない光景。

(もうすぐ死が近い犬は道の真ん中に置いておくのが習慣だってガイドさんが言ってた)


犬=家族、友達、ペット。


そう思っていたのに、インドでは違う。

アジア!  


”動物は人間より頭がいいんだ。人間は飼いならしたって思っているかもしれないけれど、本当は人間が飼いならされてるのさ”


ガイドさんは言った。


アジア!  


砂漠に到着して数時間、2011年最後の夕日が沈もうとしていた。


初めての砂漠での夕日は、今まで見たことがないような色。


静かで大きくて、そこにいるだけでパワーが溢れてくるような気がした。




キャメルサファリのみんなと離れて、夕日を見る。


不思議と、インドに来てから、自分のワーホリ時代を思い出す。


車で暮らしながら色々な場所を転々としていった。


あずき丸の窓から毎日、満天の星を見てたなぁ。


あんなにきれいな空、見たことなかった。


3年もオーストラリアにいたけれど、毎日空を見ることに飽きることなかったなぁ。


もちろん、悲しいこともあった。


オーストラリア行ったばかりの頃は悲しいことの連続。


だけど、空を見ると、なんだかパワーが出てきて、なんでもできちゃう気がして。


大雨のなか事故に遭ったり、雨漏りする馬の輸送車で暮らしたり、レタスの芯を一日9000個もくり抜いたり、乳がん検診に行ったり…


本当に色んなことがあったけれど、いつも空を見ると元気や勇気が出てきた。




普段、オーストラリアについて思い出すのはいつも嬉しいことばかり。


天使たちとの出逢い、オーストラリアの家族、初めてのバイト、農業の楽しさ、ヒッピー村での生活、ウルルへの旅で見た景色の素晴らしさ。



ワーホリして本当によかった。


昔の生活と全く違うし、保障なんて何もないけれど、私はこれが自分の生き方でよかったって、沈む太陽を見ながら感じてた。





”今後のことどう考えてるの?結婚は?仕事は?”



”30歳なんだから落ち着きなさい。そういう生き方して、今後のことどうするの?お金は?”


”お金持ちと結婚して静かに暮らせるタイプじゃないんだから、自分でキャリア積まないとダメよ!”




などなど、日本に帰ってきてから、頬っぺた殴られた気分になるな話題が多いですが…(笑)


私はオーストラリアで自分のなりたい自分を見つけて、好きな生き方に出逢って、根本ができたので、この先に不安はなく、どうにかなるだろう!


って、思想まで楽観的なオージーになったかも(笑)


もしも、ひとつダメになったら、他の道を歩めばいいと思うの。


ひとつ失えば、必ず他の道が出てくる。


私の自分のペースで、変わらず自分の道を歩んでいこうと思っています。


2012年も守りに入ることなく、バシバシ勉強して新しいことにチャレンジしていきたい。






座りながら、砂の中に手をいれる。


ふっと、昔パパと話したときのことを思い出す。


”砂央里の砂の意味は、砂のように強くなって欲しいって意味なんだよ”


パパが突然、私の名前の由来を教えてくれたことがあった。


私は意味が分からず”砂!?なんで砂が強いの?”そう聞き返すと


”岩が石になり、砂になる。砂は叩いても、濡れても、火にさらされても砂であり続ける。砂を壊すことはできない、砂は強いものなんだよ”


それを聞いて、私は自分の名前が何倍も好きになった。


それから、砂のことも大好きになった。




砂から手を出して手のひらを触ると、ひんやり、さらさらしてた。


アジア!  


夕日が沈んでからは、キャメルサファリのみんなでキャンプファイアー!


太陽が沈んでからの砂漠は寒くて、寒くて。


火のありがたさを見に染みた瞬間。

アジア!  

初めて会った人ばかりなのに、ひとつの火を囲んで打ち解けることが出来て、面白かった。


個々に自己紹介して、その国の話をして、今まで旅した場所の話をしたり。


この場所にいるのが嬉しかったなぁ。




12時になる少し前にブランケットを持って、砂の丘を登り、1人で月を見ることにした。


2012年になる瞬間は1人になりたくて、静かに月を見てた。



遠くでみんなの笑い声が聞こえる。


真っ暗闇の中に見えるのは星と月。


すぐ向こうはパキスタン。


不思議。


こんな場所で大晦日を過ごすことになるなんて。


去年の私からは想像つかなかったなぁ。



月が本当にキレイで目が離せなくなってた。






12時になった瞬間、空に大きな花火が打ち上げられてびっくり!


どこかでお祝いしてるのが偶然見えたのだけど、本当に大きくて丸いキレイな花火だった。



インドではお酒も飲まず、早寝早起きの生活をしていたので、12時過ぎてからは眠くなってきちゃったので、1人先に就寝。


寝床は砂に敷かれたマットレスとブランケットのみ。


シルクシーツカバーも使って就寝。


目だけ出して、くるまりながら寝たんだけど、星が最高にキレイだったなぁ。


こんな静かな場所で…っていうのは違って、みんなお酒もはいっていたことと、陽気なスペイン人が5人いたこともあり、途中からはダンスパーティーのようになって、陽気なインド人5人とギャハギャハ笑って走りまわってました(笑)


私は寝ちゃったけど、みんな夜中にラクダと走りまわったり、すごい楽しかったみたい。




朝は6時に起きた。


寒くて寒くて外になかなか出られなかったけれど、初日の出が見たくて思い切って起き上がって砂の丘へ。


2012年、初日の出。


アジア!  

砂の丘から、みんなの寝どころに戻ると、朝食の準備が始まってました。


トーストを焼いてくれてます。

アジア!  


こちらはチャイ。


寒い身体にこのチャイが最高に美味しくて、3杯飲んじゃった!

アジア!  

ほとんどのみんなは二日酔いでダウン!


早起き組で朝ご飯。

アジア!  


朝食をとったあとはお城へ。


短い間だったけれど、充実した時間が過ごせて、本当に楽しかったなぁ。


サファリキャンプ、行ってよかった。



砂漠はとても好きだったから、お別れが淋しかったけれど、またいつか帰ってくるね。


砂漠、ありがとう。

僧侶になるという選択。

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タイのチェンマイに滞在していたとき、お寺に行く機会があった。


そこは瞑想や僧侶と対話ができるお寺で、観光客に人気の場所だった。




当日は瞑想のある日ではなかったので、お寺の中を探索することに。


お寺の敷地内には銀細工の工房があり、そこで職人たちが銀の細工を施していた。


大きなシルバーの板に彫刻されたお釈迦様がキレイで眺めていると、作業中の男の子が話しかけてきた。



”中国人?”と彼が話しかけてきた。


”ううん。日本人だよ”私が答えると


”ええ?日本人に見えないね。日本人はあまりここに来ない。特に女の子1人で”と彼が笑った。


”あなたはタイ人?”逆に質問すると彼は”いいや、僕はラオスから来たんだ”



今回の旅では行けなかったけれど、タイのあと、本当はカンボジアに行く予定だった。


チケットも持っていて、当初はその後にラオスにも行こうと思っていた。



弟がラオスに行ったこともあり、すごくよかったと聞いてきたので、興味があり、ラオスについて聞いてみた。




”私、ずっとラオスに行ってみたかったの!ラオスはどう?”


”僕はラオスの中でも、すごく小さな貧しい村で生まれ育ったから、そこには観光客は1人もいなかったよ。タイにやってくるまで、観光客は一度も見たことなかった”


”じゃあ、はじめてタイで色々な国の人を見たときビックリした!?”


私が好奇心丸出しで質問すると、彼は優しく笑って


”そうだね。ビックリした。特に白人を見たとき、同じ人間と思えなかったよ。だって、目が青いんだもの”


”ラオスにはほとんど帰ってないの?”


”うん。家族に仕送りはしてるけど、家には帰ってないんだ。タイに来たのはそもそも、僧侶になるためで、僕は貧しい家に生まれ育って、食べるものも、教育も受けられなかったから、タイへに来たんだ”



貧しいから僧侶になる。


東南アジアではよく聞く話だったけれど、自分自身がそういう人に出逢ったことはなかった。


日本で僧侶の知り合いがいたけれど、彼等はみな裕福だった。




”じゃあ、昔は僧侶だったの?”


彼は右手で、自分の長い髪を触りながら


“昔は坊主だったんだよ”


と大きな笑顔を見せた。



”ねぇ、とてもプライベートなことだけど、聞いてもいい?もしも答えたくなかったら答えなくていいから…”


私は思い切って質問してみた。



”なぜ、僧侶をやめたの?”


”ああっ、なんだ。そんなことか。いいよ。よく聞かれることだから。僕が僧侶をやめた理由は、この世界、彫刻の世界に魅せられたからなんだ。僧侶と並行してできる仕事じゃないから、この世界に進むには、僧侶をやめるしかなかった”


”でも、僧侶を辞めるリスクはあったでしょう?”


”そうだね。僧侶だったら、食べ物も着るものも、教育も、全てタダだからね”


”貧しいから僧侶になるっていうのは多いことなの?”


”うん。多いよ。貧しい僕らにとって僧侶になることは、生きていくために必要なことなんだ”


”じゃあ、本当は仏教を信じていないけれど、生活のために僧侶になる人もいるの?”


”うん。いるよ。だけど、少数ね。そういう人たちはある程度すると僧侶を辞めちゃうけれどね。君は仏教徒?”




旅している間に何度も自分の宗教について聞かれた。


私はそのたびに


”ううん。神様を信じているけれど、宗教はフォローしてないよ。だけれど、宗教を学ぶのは好き。”


”僕も神様を信じる。今もこうやって銀細工でお釈迦様を彫っていると、とても特別な気持ちになる。僧侶のときに学んだことは多いからね。でも、このシルバー細工に逢ってしまってからは、この世界のことしか考えられなくなった”


”素敵!夢中になれることが見つかって、最高じゃない?”


”うん。そうだね。君は何をしてるの?”


”私は旅人。あなたのように夢中になれるものを探してる”


”ねぇ、少し不思議なんだけれど、なぜ、日本人なのに英語が話せるの?”


”私はオーストラリアで英語を学んだの”


”オーストラリアか。いいな。日本人は教育水準も高いし、お金もちの国だから、どこでも好きな場所へ行けるね”



これは東南アジアに限らず、ヨーロッパの人からも言われること。


特にインドは長く滞在したからかもしれないけれど、日本=教育水準が高い、お金持ちというイメージがある。


確かに、不景気だってニュースではやっているけれど、東南アジアに比べたら、その不景気の状況すら”お金もち”になる。


チェンマイに行く途中、中年の日本人男性と話す機会があったのだけれど、彼は


”定年退職して、タイに移る日本人が多いんだよ。気候もよくて、料理も美味しくて、何より安い。300万くらいで老後を過ごすことが出来る”


確かに300万円で老後をずっと過ごせるのは安いかもしれないけれど、現地の人々からすれば、大金である。


”お金”の違いに驚き、考えさせられる、それは日本では感じることのできなかった、オーストラリアでは見ることこと。




そして、外国の人がよく口にするのは”日本に旅行へ行きたいけれど、高い~~・涙!”とのこと。


“日本はアジアのモナコだよ!高すぎて、旅行へ行けないもの!”


サファリキャンプで一緒だったポーランド人たちが、キャンプファイヤー中に私に嘆いてきた。


私は”私も日本に帰国していないから、分からないけれど…私が高校生の時代は漫画喫茶に泊まってる人いたよ!あ、あとはカラオケの個室!” ←何十年前だっつーの。


”日本で外食することは安いと思うよ。そこら中にコンビニもあるし、ピンキリで、お金がない人も旅行できるよ!”


と、力説してみたものの、外国からやってくる旅行ブックにそんなこと書いてあるわけはなく…


日本を旅行する=高い。


そういうイメージがあるらしい。





ラオス出身の元僧侶さんは、彫刻をする手を止めて話してくれた。


私が彼と話したのは30分くらいだったけれど、その短い時間は私の心に深く残ってる。




印象に残ってることといえば、チベット亡命政府があるインド・ダラムサラで出逢った6歳の女の子。


僧侶見習いの彼女はインド人で、貧しい家庭に育ったため、僧侶になったそう。


日本料理屋さんで隣に座っていた彼女は大きな瞳でじっと私を見つめてた。




”彼女は生まれてから今日まで外の世界を見たことがないの”


彼女を教育している台湾出身の女性僧侶が私に話しかけてくれた。


”6歳までずっと外に出たことがなかったんですか?”私が質問すると


”ええ。彼女はずっと修業をしていて、今日初めて外の世界を見たから、とても緊張してるのよ”




私は貧しくて僧侶になるという、日本に居たころ知ることのなかった選択肢を今回の旅で知った。


30年間、こうやって生活する人がいることを知らずに生きてきた。


このことだけじゃない、東南アジアを旅するにあたって読んだ本、人身売買問題や女性の問題。


自分の小ささに腹がたった。


どれだけ、頭が悪いのだろうって、無知なんだろうって悲しくなった。



”あなたは本当に何も知らないのね。何も1人で出来ないくせに”



オーストラリアに行った当初、英語もできず、シェアハウスすら知らなかった私が言われた言葉が浮かんできた。


当時、悔しくて泣けたけど、その通りなのである。


そして、私はまだまだ、まだまだ何も知らないっていつも感じてる。



だけど、同時にいつも希望や夢も生まれる。


遅いことなんて何もないだ。


知らないことは学べばいい。


失敗したら、そこから吸収すればいい。


私は私のペースで色々なことを学んでいこう。



それに、26歳で英語もできずにオーストラリアに行って、1人で旅して、通常会話の英語も分かるまで2年くらいかかったけれど(←かかりすぎですが・笑)




今の私はあの当時より出来ることも増えた。


だから、これからも自分が自分で一生懸命になれることに出逢い、努力して生きていきたい。


ラオス出身の僧侶の男性と、6歳のインド人僧侶見習いの女の子。


2人との出逢いは私に大きなものを与えてくれた。



出逢えたことに感謝。




私ももっともっと勉強するぞ!





アジア!  


みんなも素敵な一日を☆


今日も読んでくれてありがとう!

インドのマック!

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いつも移動するときは、突然。


何の情報もないまま行くと問題もあるけれど、なぜか自分にはそれが合っている。


オーストラリアを旅したときも、シンガポール、マレーシア、タイ、インドも同じ。


ガイドブックを持たず、自分の行きたい場所に、感じるまま行くスタイル。


今回も同じ。


砂漠で野宿年越しをして、数日滞在したあとは移動することを決め、とりあえず南へ行くことだけを決め、バスで約13時間南下。


久々に大きな都市、アフメダバッドへ到着!


しかし、早朝4時、真っ暗なうちに到着。


宿を見つけるため、バス停から歩き始めるが、なかなか宿が見つからない。


とにかく高い!


予算オーバーの宿ばかりで、泊れない!


バックパックを背負い歩き回る。


それだけなら、問題はないのだけれど、この街、呼び込みが半端じゃなくすごい。


朝4時でもおかまいなし!


歩いてると、リキシャが目の前に停車し


”ホテルあるよ。乗っていきな”


それの連発。


歩けない!

都会であればあるほど、リキシャの数が多くなり、競争率も高くなるんだろう。


集客に必死で、そのしつこさがすさまじい。



砂漠のお城に泊まったけれど、お湯が出ず、シャワーが浴びれなかった私と相棒。


バスの長時間移動で疲れもあったせいか、その呼び込みにだんだん疲れてきた。




”ねぇ、駅に行こう。駅なら泊る場所や早朝の電車を待つ人のためのカフェもあるはず”



ということで、駅に行ってみる。


当日、切符が買えるのは不可能と知りながらも、切符がないか並んで聞いてみることに。


駅のスタッフと話してると、私の頭上にたくさんの手が。



インド人は焦ってれば、列などおかまいなし。


私の後ろから、スタッフにどんどん話しかける。



私も慣れているので、動じない。


自分のチケット獲得のために必死。




何をするにも日本やオーストラリアとは違う。


当たり前のことが、当たり前でないのが当たり前なのである。



駅から乗れる電車がなく、途方に暮れる。


ここまで来たのはいいけれど、部屋は高くて泊れないし、安宿を探すにも、呼び込みがすごすぎて歩けない!


とりあえず、駅の中にあるカフェで味の薄いコーヒーを飲む。



うーむ。



疲れてるせいか、頭がまわらない。


地図を見てても案が浮かばない。





うーむ。


電車もない。


宿も見つけられない。



特にこの街に居たいとも思わない。





ということで、長時間の移動の後だったけれど、また移動することを決意!


インターネットを使い、カフェで検索。


以前にブログでも紹介したネットで予約できるバスチケットを探す。


今居る街の名前を入力し、行き先のリストを見てみることに。



ムンバイは大きすぎるので、近くの都市プネに移動することを決めた。



バスの時間まで8時間くらいあった。


この時間をどうするか…


シャワーや荷物預かり所なんてないしなぁ…


と、ここでひらめく!


都市には必ずバザール(ショッピングセンター)がある。


インドのショッピングセンターはテロ対策のために入り口で荷物を預けないといけないことが多い。


ということは、ショッピングセンターへ行く=バックパックを預かってもらえる!!



よく思いついた!私!


ということで、地元の人に大きなバザールはどこか訪ね、そこまで行くのにかかる料金を教えてもらい、移動することに。


駅からリキシャで20分ほど。


到着したのは映画館も大きなスーパーもあるバザール!!


山やら砂漠やらに居たので、久々のショッピングセンターに心踊る私。


イエーイ!

アジア!  


荷物を預けて、バザールをうろうろ!


久々の都会!わーい!


色んな物が売ってるし、安い!


カフェもあるし、トイレもキレイだし、パラダイスだぁあああああ♪



山からおりてきた私は興奮してバザールを駆け回る。




久々のデパートに興奮してブレてますが(笑)こちらが中の様子。


デパートの中には食料品や日用品、たくさんの物が売ってます。


上流階級の人専用なんだろうなぁ。


お客様も身なりが良い方が多かった印象。


アジア!  


久々の都会で浮かれポンチな私がバザールの中で発見したのは、なんとマクドナルド!


インドのマックを初めて発見し、インドのマックのメニューが気になる私は侵入することに。


すると、扱っているのはベジタリアン用とチキンのみ。


ビーフもポークも一切なし!


さらに、ポテトの植物性油で揚げているとのこと。


普段、ジャンクフードは食べない私ですが、せっかくのインド!


どんなものか食べてみよう!


ということで、オーダーしたのがベジタブルバーガー。


野菜コロッケみたいな感じかな?


さくさくしてて美味しかったよ~~~~~~~!!

アジア!  

インドのマックの店舗内はこんな感じ♪


ビーフとポークが無いので、メニューは少なめ。


女性スタッフもサリーではなく、マックの制服を着てました。

アジア!  

相棒はチキンラップを頼んでました。


ちなみに、緑と白ののマーク(四角のもの)はベジタリアン専用ですよって意味。

ポテトは脂っぽくなく、しょっぱすぎず、私好みでした。

ちなみに、日本に帰国してから、インドについて


”ねぇ、全部、カレーの味なんでしょ?”と聞かれますが、そんなことはなく、マックもカレーの味はしなかったよ。


ちょっとピリ辛だったけど、美味しかった♪


アジア!  


チェーン店のジャンクフードって海外の料理が舌に合わないと助かるんだよね。


今の私は何でも食べれますが(肉以外)15歳のとき、仕事でバリ島に行ったときはマックしか食べられなかったなぁ。


今思い出すと、なんであんなに美味しいものが食べられなかったんだろう?と思うけれど、当時はパクチーは嫌だし、アジア料理を食べるのが嫌でしょうがなかった。


歳を重ねると食趣味が変わるって言うけれど、本当にそうだなぁ。


今は香草もアジア料理も大好き。


と、インドのマックで昔のことを思い出したり。


オーストラリアでレタス工場で働いてから、ジャンクフードは食べなくなったけれど、インドのマックは美味しかったです。


ちょっとレタス入ってて、レタス工場思い出しました in インド(笑)



インドに行ってマックを発見したら、インドならではのメニュー頼んでみてね!





コメントちょい返し



旅の途中で会った人と旅行する?って質問ですが、私はしないです。


勝手気ままに旅してますが、私の中で決まりがあって、知らない人と行動することはありません。


団体行動が苦手っていうことと、1人が好きってのが理由です。


ただ、インドに関しては両親から”1人は絶対にダメ”と反対されていたので、同じく、両親からインド1人旅を反対されていた相棒と一緒に旅することになりました。


今回もインドは行けないかなぁ…と諦めてたときに、相棒もインドに行くってなったので、タイミングが良かったの。


ちなみに、インドを一緒に旅行した相棒は元々オーストラリア時代から仲が良く、ずっと友達だった子だよ。





当たり前なことが当たり前じゃない世界で見えること in Pune, India.

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インドから離れてもうすぐ2カ月が経とうとしてます。


日本の生活には慣れたような、慣れないような、まだ夢見心地なところもあります。


帰国してから、改めて感じる日本の便利さ、キレイさ。


家族や友人と会えることのしあわせ。


何年ぶりに再会した友人もいて、でも時間を感じずに話すことができて、嬉しいなってしみじみ。



日本ではお湯はすぐ出るし、ご飯は美味しいし、コンビニがそこらじゅうにあるし…


言葉が通じて、みんな親切だし、なんでもホイホイ物事が進むことに時折


”あっ、そうか、ここは日本なのか”


キョトンってしてしまう。




日本を出てもうすぐ4年。


オーストラリアで過ごした生活は不便なことも多く(特にワーホリ時代)貧乏バックパッカーとして東南アジアとインドを旅したときは、オーストラリア時代より、さらに不便だった。


シャワーからお湯が出ない、停電する、ネットがスーパー遅い、電車がこない、バスは時間通りに出発しない、並んで待ってても次から次へと人が割り込んでくる…


日本では”きょえーーーー!?”なことが海外では普通だったりしてね。


だけど、不思議とね、その不便さが私は心地よくて。


今まで気づかなかったことに気付ける。


当たり前のことが、本当はすごいことなんだって感じられる、そういう生活は勝手気ままに何も知らずに日本で生活していた私には必要だったと改めて感じてる。




インドを旅していたとき、不思議とオーストラリアのワーホリ生活を何度も思い出した。


インドの田舎町はオーストラリアとリンクした。


走行距離31万キロで愛車三菱マグナ・あずき丸を購入し、4万キロの旅をしたあの頃。


あのとき、見ていた景色が本当に美しくて。


毎日、空の写真を夢中になって撮ってた。


自分の小ささを感じて、何クヨクヨしてんだ、こんなことでって何度も元気をもらった。



あんなに美しい空の下で生活できることは私にとって本当にしあわせなことで、空を虹色に染める夕刻のときは、車のボンネットに寝転がり、空を何度も見詰めた。


夜も砂浜に寝転がり、星をよく見た。


恋しいオーストラリア。


私の第二の故郷。


大好きな人たちがいるオーストラリア。


ビザが切れて、オーストラリアから出なくてはいけなくなったとき、途方にくれたけれど、今思い返せば、私に他の世界を見せてくれるチャンスだったんだって受け止められる。


将来のことが見えないまま、とにかく勢いだけで旅を始めたあの日。


真新しいバックパックをドキドキしながら背負ってオーストラリアを出たんだった。



あれから数カ月が経ち、日本に帰ってきて、今、新しい世界への準備をしてます。


また日本を出る予定でいます。


とは言いつつ、ビザの問題は常々あって、それ次第なんだけど(汗)んまっ、いけるって信じてる!


どの選択が正解かなんてことは考えてなくて、とにかく、自分に出来ることを一生懸命やって、生きていこうって決めました。


オーストラリアを出て、東南アジアを旅して、インドで時間を過ごして、短期間だったけれど、たくさんのことを学ばせてもらった。


常に自分の視野を広げ、学び、自分らしく生きていくぞ!


旅して改めて感じたこと。





さて、ブログの続き。


Ahmedabadからバスに乗り、約700kmを走りPuneへ到着。


夕方発車したバスは翌日の朝に到着。


”Puneはインドとは思えない街だよ”


そう聞いていたので、どんな感じだろう?と思っていたけれど、他の場所に比べてキレイなこことに気付く。


大学も多くあり、留学生も多いPuneは近代都市って感じだった。


だけれど、やはり、他のインドの街で見られるスラム街もある。


朝、バスが到着すると、だだっ広い空き地で用を足してる人々。


これは圧巻。


空き地にたくさんの人が一斉にトイレしてるんだもの。


インド滞在中、路上で用を足してる人は何度も見たけれどプネではその人数に驚いた。



グレーの空の下、ホコリが舞う場所にあんなに人がいるだけでも驚きなのに。


これがインドなのである。




例えば、日本。


インドと日本を比べること自体がおかしいのかもしれないけれど、分かりやすくするために。


表参道を歩いているとして、そこにスラム街を見ることはないでしょう?


高級車のお店の前にテントを張って生活している人もいない。


空き地で用を足してる人も、路上で暖をとってる人もいない。


道端の水道で身体を洗う人もいない。


物乞いに話しかけられることもない。


日本では考えられないこと。


だけど、日本で当たり前のことが当たり前じゃない世界がある。




大体のインドの都市は全然、キレイじゃないよ。


観光名所もちょっと路地裏に行けば、ゴミの山。


特にインド初期、コルカタに滞在中はやっぱり色んなことに驚いた。


むしろショック。




だけど、同時にいつも私が”キレイなところ”しか見てこなかったんだって、本当のこと知らなかったんだって感じた。


もちろん、インドは日本とまったく違う。


日本より人口が多いから、溢れる人も多い。


ヒンドゥー教のカースト制度は廃止されたとはいえ、根強くあるだろう、それも影響している。



だけど、これが、人間の本来の姿のような気がしたの。


旅を通じて出逢った人々。


必死に勉強し、自分の世界を変えようとしてる姿。


生きて行くためにがむしゃらになること。


便利な生活の中では気付くことのできない、ハングリーな姿勢。


ガツガツしてるとか、そういう次元ではなく、人間の野生的な部分。


言葉では言い表せないんだけれど、人間力、生命力がインドには存在して、それと同時に穏やかでいさせてくれる場所でもあると思う。


あんなに汚くて、人が多く居て、何が穏やかだ!って思う人もいるだろうし、インド嫌いな人は”!?”だと思いますが、私はあの混沌としているインドが大好きだった。


なんかね、社交辞令なんていらなくて、心から自分でいないといけない場所な気がするんだ。



ずっと忘れてたものを呼び起こしてくれたのはインドでの旅。



大都市プネは滞在したい街ではなかったけれど、インドの混沌さが分かりやすく分かる場所だった。


次の2枚の写真はプネのバス停の近くで撮影。






アジア!  



キレイなビルも多いプネにもやっぱり、スラムは存在する。



歩きながら写真を撮ってると、スラム街から笑顔で手を振る人々がいた。



”お姉ちゃーーーん、どっから来たの~~!?”



いつもと同じ質問。



”日本だよぉおお!!!!”



負けじと叫ぶと



”楽しんでね~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!”



アジア!  


私はインドがとても好き。


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本当の美しさとは?GOAからGokarnaへ。

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Puneには実は半日しか滞在しなかった。


安宿もなく、そのまま夕方の寝台バスでまた南下することにした。


ジャイサメールから1500kmずっとバスで移動。


シャワーなし、宿なしでさすがに疲労困憊。


なぜゆえにこんな過酷な道を進む?


貧乏バックパッカーだけど、これは旅行であって、修行じゃないっ!!


何度インドで思ったか(笑)


だけど、妥協して興味ない場所にいるのは嫌!と行動力だけは抜群の私、とにかく進む。 ←進み過ぎですが。






次の場所はヒッピーやパーティで有名な場所でもあるインドのビーチタウン、ゴア。


私はビーチリゾートやパーティににそこまで興味がないので、ゴアへは行くつもりはなかったのだけど、相棒たっての希望で行くことに。


いつも好き勝手気ままに旅してますが、インドでは旅の相棒がいたので、ちゃんと意見を尊重。




夜、プネからゴア行きのバスに乗り、ゴアに到着したのは翌朝。


バス停に到着すると、バックパックを背負った白人の多さに驚く。


インドに来てこんなに観光客が多い場所なかったかも。


んみゃ、私が行く場所が観光客があまりいないってのもあるけれど…。


外国人観光客だけではなく、インド人の観光客も多い。


北は寒いので、南下する人も多いよう。


この前まで北インドでぷるぷる寒さに震えていたのが信じられないくらい暑い。




もともと、ポルトガル領だったゴアは、他のインドと全く違う文化が存在する。


ポルトガルの影響でクリスチャンも多く、サリーを着ていない女性も多い。


お家もカラフルで、インテリアもインドっぽくない。


肉料理を扱うお店も他の場所より多くあり、なんだかインドのようじゃない感じ。


インドを旅すると、たくさんの顔が見れて楽しい。


宗教が違えば、文化も全くことなる。


面白い。


人種も地域によって異なり、インド初めての私は何を見ても毎日ドキドキしてた。





ゴアで宿探しを開始。


だけど、観光客が多いビーチには行きたくなかった。


特に、外国の人が多くいるビーチ。


ゴアにはやはり、ドラッグの問題も多くあるのだ。


そういう人たちが集まる場所には行きたくなかった。


それに大きなビーチタウンではなく、静かで平和な場所に行きたかった。


相棒と色々と検討してみるものの、なかなか決まらず。


長時間の移動続きに意識がもうろうとしてることもあり、ぽけーってなる。


いやいやいや、しかし、本日はシャワーに入らねば!


自分のニオイをチェックするが、悪臭はしない。


不思議である。

(この不思議、インドを出たら解明できました。乞うご期待・笑)


お湯が出る安宿~どこだーい!



バックパックを片手に情報収集。



”あっ!”


なかなかいい場所が見つからないと考えてたとき、相棒が何かを思い出したように言った。


”ゴカルナは?年末年始、砂漠で出逢ったスペイン人の女の子たちがゴカルナは安くてキレイなビーチがあるって言ってたよ”


”じゃあ、そこ行こう!”


とりあえず、ローカルのバス停に向かい、ゴカルナにどうやって行けばいいか尋ねることに。


すると、ゴカルナまでは一日一本バスが出ていて、今日のバスはちょうど一時間後とのこと。


こりゃ、行くしかないなぁ~~!


ということで、またまた移動。


しかし、次は4時間ちょっと(もはや4時間が短く感じる)


ローカルバスなので、直角ベンチシートだけど、ダラムサラ行きの悪魔バスに比べたらキレイである。


窓壊れててもゴアは暑いから風が入ってきても大丈夫♪




@バス停。

インドの女性陣に混ざる私。


インドの女性のサリーが美しいからいつもうらやましいなぁ、と汚れた格好の私。

アジア!  


夏や暑い国ではワンピやミニなどの体型が分かるスタイルが好きだったけど、インドに来て少し変わった。


実は以前は、肌を隠すことをしなければいけない女性たちを不憫に思っていた。




だけど、インドに来てから、肌を出すことに疑問が出てきた。


日本だったら、普通の恰好もインドだと露出度が高くなる。


男性にじろじろと見られるし、ただでさえ人がいっぱいいて、そのみんなが自分を好奇の目で見る。


正直、私はあまり好きじゃない。


インドにいる間、少しでも肌を露出していることに恥ずかしいって思ったくらい。


そして、インドにいる女性を見ていくたびに、本当の美しさって見せるものじゃなく、隠れてるのかもしれないって感じた。


なんというか、見せつけなくても、本当の美しさは自然に見えるというか。



以前に読んだ本の影響もある。


その中ではイスラム教徒の女性の服装について触れていた。


目以外を黒い布で覆われたイスラム教の女性は、しばしば”かわいそう”と言われることに対しての彼女たちの反論を読んだことがある。


”私たちのことをかわいそうと心配してくれるのは迷惑なの。私たちからすれば、男性に露出した恰好をわざわざしてアピールしなければいけない女性たちの方がかわいそうだわ”


私はイスラムの女性も露出している女性に関して否定的な意見は全くない。


自分が好きでしてることに関しては胸を張って、誰に何を言われようと貫き通せばいいと思う。


ただ、この意見に出逢ったときに自分の中で何かが変化した。



身体のラインをわざわざ見せなくても、女性としての本当の美しさは中にある。


それは外見だけの問題じゃなく、内面的な美しさや強さ。



美意識って必要だけど、行き過ぎると違う方向に行く気がする。


何事も執着って言うのは良い結果を招かないんだろうなぁ。



しかし、何もしないのもどーなのだよね。  ←私自身へ。


オーストラリアを出てからはほとんどメイクもせず、汚れた格好だったので、この旅が終わったら少しくらいキレイにしよっと(笑)



美しさについて考えた in Indiaでした。



次のブログはゴカルナについて!

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インドのビーチで人生論。

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ローカルバスに揺られて4時間。


到着したのはゴカルナという小さな街。


夕方、宿探しを開始。


相棒の希望で海の近くの宿を探すことに。


一番最初に訪れた海は宿がなく、さらには小さなビーチなのに観光客でいっぱい!


観光客相手のヨガの合宿なども行われてるせいか、人が多く集まっていた。


バス停からせっかくリキシャで来たものの、そこはあんまり良くなかったので、隣のビーチへ移動することに。


昇り坂をバックパック担いでヒーヒー言いながらのぼる。


連日の長距離移動で疲れた身体にはキツイ!!


やっっとの思いで丘まで昇り、隣の海を目指そうとしたとき、4WD車が私と相棒の前で泊まり、次のビーチまでは行かないけれど、途中までは通り道だから乗せてあげるよと言ってくれた。


やったー!!!


神様ありがとう!!


そこからさらに、リキシャで30分かけて、小さなビーチに向かうことに。





到着したのはOm beach(オムビーチ)


ゲストハウスは一見リゾートちっくなたたずまいで、外観もオシャレになってた。


到着したときは日も暮れて、真っ暗だったのであまり見えなかったけれど、目の前はビーチがあるとのこと。


インド=ビーチのイメージがなかった私は翌朝早く起きて海に行こうと決め、念願のシャワーを浴びることに!!


時間限定ながら、熱々のお湯が出るゲストハウス。


部屋につくやいなや、外にある共同シャワーへダッシュ!


熱々シャワーは4日ぶり?


ジャイサメールでお湯出ずに冷水で洗ったからなぁ。


お湯ってなんてこんなにも素敵なのかしら。


あ~~~~~~~~~~~~~~~ん、しあわせ。


日本だったら、普通のこともインドではかなり貴重なことだったりすることが多い。


今、日本に帰ってきていて、お風呂にいつでも入れるのは、すごく不思議だもの。


久々のしあわせシャワーはこちらで↓



アジア!  


翌日、早朝に目を覚まし、朝日を見に1人で海辺をお散歩。


早朝にも関わらず、離島へボートで向かう人がたくさんいました。


それにしても、乗ってる人の量が多すぎてビックリ!


よく沈まないなぁ~。


さすがインド。


アジア!  


早朝のお散歩の後はゲストハウスのレストランで食事。


ゲストハウスのレストランだから少し高いかな?と思いきや、そんなことはなく、お手頃価格。


普通のレストランより安かった。


しかも、めちゃめちゃ美味しくてビックリした!!


サンドイッチやオムレツ、パンケーキなどの洋食メニューもあったけど、そこらへんのオーストラリアのカフェより美味しいと言えちゃうくらい、美味しかったです。


ここのゲストハウスには数日滞在したけれど、その間ずっとゲストハウスのレストランで食事しました。


小さな海しかない、、ゲストハウスも数軒しかない場所だから、食事が美味しいのは嬉しかったな。


レストランは海の目の前↓


海は”きゃー!すごいキレイ~~”と感動するほどでもなかったけれど、汚くはなかったよ!


アジア!  

om beach中央、数軒あるゲストハウスの一つ。


こちらもレストランがあって、ここは雰囲気としては長期滞在者の人が多くいる感じでした。


アジア!  


海の美しさは、タヒチのボラボラ島、オーストラリアのレノックスヘッズにはかないませんが、インドの海、久々の暖かい場所は嬉しかったなぁ。


しつこいようですが、北インドすごい寒かったからね(笑)


私は水着になるのはインドということで控えたけれど、観光客のみんなは水着になってたよ。


インド人の観光客の女性もここでは薄着で過ごしていました。



アジア!  

ヒッピー文化が有名なゴア。


ドンピシャなヒッピー世代も多く居たよ。


お父さんとお母さんヒッピーで子供もヒッピーな一家もしばしば見かけました。


家族全員でバックパック背負って歩いてるのもしばしば見かけたよ。


ちなみに私が滞在している間、ゴカルナビーチでドラッグをしたり、バカ騒ぎしているような人はいませんでした。

アジア!  

夕日はとてもキレイだった。


オーストラリアの空とは違う。


インドは太陽と月の光の強さがすごい。


初めてインドに到着してから、その光の強さと美しさに心奪われました。

アジア!  


アジア!  
まんまるの太陽が海に戻るとき。


インドではこの時間が好きだった。


昔は夜になると少し淋しい気持ちもあったけれど、今は美しい太陽が沈むのを見ると、心が充実する。


アジア!  



夕日を見つめる人の背中。

空のグラデーションがキレイで、ゴカルナにいる間はずっと空を見上げてた。

アジア!  

夕日を見てオーストラリアを出ることになって、色々と考えた結果、旅に出たことを思い出す。


”あなたは何を目指してるの?”


何度も聞かれた質問で、私にも分からなかった。


昔だったら、無理して”大丈夫、大丈夫!”って言ったと思うけれど、そのとき私は


”自分でも分からない”そう答えた。



オーストラリアで仕事して、大好きな空の下で暮らす。


そう思っていたことがなくなり、自分の中が空っぽになった気がしてた。


正直、住み慣れた場所を離れることに不安もあったし、何もない未来にビクついた。


だけど、私にはワーホリの2年で学んだことが大きく影響してて、行きつく場所は居場所となる場所。


もしも、出なければいけないのなら、私はそこから出て他の世界を見るべきなんだと前向きだった。


たくさんの人がいれば、たくさんの生き方がある。


私は今後、自分の人生をどう生きるか、もう一度探そうと思った。


オーストラリアに来たときは自分探し、今度のアジアの旅は自分が何をして生きていきたいか、どうやって自分の人生を生きるか。


旅をすること、それは何も生まない。


海外に出ても結局は意味のない。


多々、そんな言葉を聞いてきた。


でも、私はそうは思わない。



人になんと言われようが、揺るぎないものがあればいいんだ。


私は今回の旅で生きたい自分を見つけられた。


回答が欲しいもの、それに真剣に向き合っていれば、必ず答えが出る。




アジア!  



日々、成長。

日々、勉強。


満月がキレイでしょ?




アジア!  





オムビーチからゴカルナへ。

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Om beachに数日滞在して、海だけ生活に飽きたので、ゴカルナの街へお出かけすることに。


ゴカルナはリキシャで30分。


ゴアからバスで到着した小さな村。



ビーチから歩くと2~3時間かかるのだけど、景色を見たいので歩いてみることに。


丘から見えるビーチの美しさに心がハッ!


アジア!  

丘から見えるビーチっていいね。


オーストラリアのレノックスヘッドを思い出した瞬間。

(バイロンとバニラの間にある小さな街の景色が最高で、よくドライブしていました)

アジア!  

景色がキレイで歩くのも楽しかったけれど、暑くて途中からヘロヘロになってくる。


歩いている人が全くおらず、みんな移動はリキシャ、ジープ、バイク。


ときより、バイクに乗ったインド人に話しかけられる。


”どこ行くんだい?”


”ゴカルナの街だよ~”


”ええっ!ここ遠回りだよ。このルートだと、7kmくらいあるよ。海岸線を歩いたら3kmで着くのに!”


おじちゃん、ビックリ顔。

.

”おじちゃんにもっと早く会いたかったよ~ここまで来たら海に戻るのも遠いもの”


”そうかぁ。じゃあ、グッドラック”



おじちゃん、バイクでブ~~~~ン。


私、ちーん。


こんな感じで、私は道を間違え、遠回りしてたようで、街に着く頃には干物のような状態(笑)



7km歩いて街に到着したら、カラフルなスパイスがお出迎え~、でカラフル大好きで単純な私は元気に。

アジア!  


ゴカルナ。


木造のお家が並ぶ、小さな小さな街。


その小さな街にあるのは、お土産屋さんや商店。


ヒンドゥー教徒にとって大切なお寺があるゴカルナはインド人の観光客や巡礼者も多くいます。

アジア!  


7km歩いたあとはお腹ぺこぺこ!!


ローカルのご飯屋さん(定食屋さん)でタリをオーダー。


45ルピーでこのボリューム。


しかも、美味しいこと、美味しいこと。


(翌日、オムビーチからゴカルナの街に宿を移動して、数日ゴカルナに滞在するのですが、毎日このタリを食べてました。本当に美味しい!)

アジア!  


インドの洗礼を受けたこともありましたが(笑)それ以来、お腹の調子はすこぶるよく、むしろ、ベジタリアンのご飯が私にはとてもよかった。


シンプルな調理方法だけど、ハーブやスパイスがいっぱい入ったインド料理。


大好き!


私がインドが恋しい理由はご飯にもあり!


そういえば、ゴアではリシケシで食べたらお腹が痛くなったベジタブルバーガーも食べたよ! ←懲りない(笑)


野菜コロッケバーガーみたいな感じで、これも好きなの。

アジア!  


インドではラッシーをはじめ、ヨーグルトがいたるところにあります。


普段はヨーグルトをあまり口にしない私ですが、インドではフルーツサラダをよく頼んでいました。


一度洗礼を受けてからは、開きなおって逆に色んなものにトライしたなぁ(笑)


※インドではお腹を下す=洗礼が有名ですが(笑)生のフルーツや野菜が原因でなることも多いので、ご注意くださいませ。(生野菜や生フルーツを洗ったり、置いてる氷が原因らしいです)

アジア!  


ゴカルナはのんびりしてて、人も優しくて、すごく過ごしやすかった。


小さい頃の夏休みみたいな感じ。


路地裏とか、森の中とか、わくわくする場所が多くて、子供たちが元気に遊んでる姿も見てて微笑ましかった。



大都会に、便利な世界にいると忘れちゃう景色がインドには多くあって、田舎ってやっぱりいいなって感じた。


アジア!  

ヒンドゥー教では牛は大切な生き物。


インド中で何匹も牛を見かけ、何度も牛のうんちを踏みました。


2カ月いれば、そんなのもへっちゃらになってました。


アジア!  


この日、街を歩いてると、牛よりも真っ黒な服を着た男性の集団を多く発見!


アジア!  


なぜ黒い服を着てるのか気になり、この男性たちの集団に質問をしてみると、丁寧に答えてくれた。


黒い服を着るのは儀式や習慣のひとつで、黒い服を約40日間(すみません、正確な日数は分からなかったです)着て、その間、男性たちは性に関する一切の行為をしない、女性と性行為をしないという誓いをたてるということ。


中には若い男性も多くいて、私は”40日間も大丈夫なんですか?”とあつかましく聞くと、大きな笑顔で自信を持って”もちろん!”と返答した。


他にも白やオレンジ、色によって修業の内容が異なり、意味がまったく違うということを教えてもらう。


ヒンドゥー教、奥が深いなぁ。


インドの人々は、旅の途中、私の質問にとてもよく答えてくれ、説明をきちんとしてくれた。


そして、みな、それぞれ自分の言葉で説明するのが上手!


自分の好きなこと、信じる道にはまっすぐな心で人に伝えることができるんだよね。


宗教は文化のひとつで大きな役割をしているので、それを学べることが私にはとても嬉しかった。


インドに来てから、ヒンドゥー教やイスラム教のことが知れて、自分の知らない世界を見ることができて、すごく勉強になった。


インドのみなさん、ありがとーーー!



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